北京ダックマニア(8月26日)
虎ノ門ヒルズのレストラン街に初めて行った。
株式会社ギークピクチャーズ社長の小佐野さん、J-CASTの蜷川さん、PR会社に勤務する重谷さんに呼んでいただき、北京ダックを食べた。店の名前は『北京ダックマニア』。
以前、インスタのストーリーで「東京一の炒飯」と紹介されているのを見て、気になっていた店だ。その「東京一の炒飯」は、締めに登場した。パラパラで、味はあっさり。北京ダックをたらふく食べたあとだというのに、いくらでも食べられそうだった。胃もたれ不要。

入り口が絶対わからない感じに設定されている。

パラパラ、あっさり。

これはハイーボールだが、ビールと紹興酒の割りもの、『黒龍ビール』美味しかった。
J-CASTの蜷川さんとの付き合いは、もう二十年とちょっとになる。
彼女がまだ社会人一年目くらいで、こちらも働きはじめて四年ほど経った頃だった。
当時、僕がやっていたテレビの美術制作の仕事は、夜中の二時、三時に終わることが当たり前だった。その時間まで働いている知り合いは周りに、蜷川さんくらいしかいなかった。
仕事が終わると、自由が丘や渋谷で待ち合わせをして、夕飯を食べたり、酒を飲んだりした。世の中の一日がだいたい終わった頃に待ち合わせて、食べたり飲んだりしていた。
あるときから、お互い仕事が忙しくなり、ほとんど会わなくなった。それから十年くらい前、久しぶりに再会した。その頃には、こちらは物書きになっていた。再会をきっかけにJ-CASTでエッセイを書かせてもらったり、一緒に仕事をしたりするようになった。
再会したとき、蜷川さんから「たまにあなたの名前、検索してたのよ。絶対なにかやると思って。犯罪とか、小説家とかそういうの」
「幅!」とツッコんだが、期待してくれていたことがうれしかった。お待たせいたしました、と返したのを憶えている。
仕事が重なってイライラしてしまい、周りに当たらぬよう、二、三時間、フードコートでアイスウーロン茶を飲みながらジッとしていた。イライラしながら、チキンナゲットを食べた。
ゾウが死ぬときに群れから離れるように、イライラしたら群れから離れることにしている。
小学生のグループが、「デブ! サファリパーク!」と大声で何度も叫びながら歩いていた。笑ってしまった。まだ「富士サファリパーク」のCMは健在なのだろうか。YouTubeかなにかで知ったのだろうか。とにかく笑った。暑かったのに。
「デブ! サファリパーク!」
いい。
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