「いろいろ参ってしまった……」(8月18日)
昨夜は、株式会社コセイの山内さんと、神泉の焼き鳥屋『YAOYA Ba』で、打ち合わせ半分、雑談半分の食事会。
食事はどれも美味しかった。特に北京ダックと、つくねが絶品だった。
山内さんは、いわゆる社長感がまったくない。人を緊張させない人だ。
常に周りに目を配っていて、食事は足りているか、お酒は足りているか、退屈している人はいないか、さりげなく見ている。
こういう気遣いをする人は、ときに周りまで気を遣わせて、場をピリつかせたりする。でも、山内さんにはそれがまったくない。
年齢は自分のひとつ上なのに、ときどき大先輩にも見えるし、ときどき大後輩にも見える。
不思議な人だ。
深夜、「いろいろ参ってしまった……」と、昔からの先輩から連絡があって、一、二時間ほど話を聞いた。主に、人間関係や会社の売り上げのことなど。
「自分は聞くことしかできないけど、それでもよければ」と言って、ずっと聞いていた。その人が、簡単に慰められることを嫌う人なのは昔から知っている。だから、「大丈夫ですよ」とも、「なんとかなりますよ」とも言わなかった。本当に、「ああ……」とか、「そうですか……」くらいしか返せなかった。

じゃこのチーズ焼きを、お店の人がサービスしてくれた。マズいわけがない。痩せるわけもない。
結局、そのあと少しだけ仕事をして、ベッドに入ったのは午前三時すぎだった。
「今週の『BEFORE DAWN』昨日聴いたよ」と、起業家の家入一真さんからLINEが届いた。
こういう不意打ちの連絡は嬉しい。疲れていたので、余計に嬉しかった。
先輩にも寝る前にLINEを送った。不意打ちの連絡をしたくなった。
内容はさすがに書けない。ただ、悩みにも賞味期限がある、という話をした。ブームみたいなものだ。絶対に永遠はない。
そうですか、と言いながら、そのまま保留にすることだって、テクニックのひとつだと思う。
週刊女性「どんな人生にも名ゼリフはある」第10回が公開された。雑誌連載あるあるだが、リアクションがまったくなくて、この世で誰か読んでいるのか? という気分になる。とは言いつつ、淡々と原稿を送ることしかできない。

イラストレーター 安藤巨樹
そしてGetNavi Webの連載『もの語りをはじめよう』も粛々とつづいている。第24回。もちろんリアクションは薄い。薄くても粛々と原稿を出す。これがプロだ、と誰かが言っててほしかったが、多分誰も言っていない。でもそう思う。
