なにをしても思ったより反応はない(11月11日)
エッセイも小説もほとんど進まない。厳しい。エンターキーの不具合のため、ノートパソコンを『カメラのキタムラ』に持っていくと、基盤の交換になると10万円かかると言われた。中を見てみないとわからないらしいが、一週間はみてくれとのこと。それは厳しい。外付けでキーボードを買うか、新しいノートパソコンを買うか考え中。うーん。厳しい。
午後から鼎談の仕事のため青山へ。掲載は年末になるという。やはり今年はあっという間に終わってしまいそうだ。スターバックスに入ったらクリスマスソング。メトロの駅もクリスマスツリー。終わってしまいそうだ。1月4日、新日本プロレスの東京ドームのチケットを今さら取ろうとしたら、ほぼソールドアウトみたい。追加を待つしかない。今年はどーにか行きたい。
ここ三年くらい隔週で通っていたデザイン会社のデザイナーが、この時期に会社を辞めるらしく、打ち合わせ終わりにお別れの挨拶をした。二年前、本当に些細なことでこちらが「ありがとうございます!」と言ったことが、あるときまで支えだった、としみじみ感謝を伝えてくれた。正直覚えていない。でも、そうできて本当によかったと思った。ものを書く仕事をして思ったのは、なにをしても思ったより反応はない、ということだ。最初の小説とエッセイくらいまでは、たしかに反応多めだった。部数も落ち着いていったこともあるが、最初が異常だったということもある。結構、こちらまで賛否は届かない。「読んでますよ!」もない。週刊連載も決まった数人の方々(大大感謝!)から以外、「面白かった」も「つまらなかった」も「読んでるよ!」もない。反応がなくても数百回、一つひとつ積み上げていく地味な仕事だ。いやどの仕事も結構褒められない気がする。少なくとも自分はどの仕事に就いても、さほど感謝されることはなかった。ときどき誉められたり、感謝されると、採算度外視で、しばらく仕事に本腰が入る。単純だが、そんなものだ。だから、こちらがもう忘れていた二年前に、ちゃんと「ありがとうございます!」と言えていてよかった。これからはもっと気軽に感謝を口にしていこうと思った。きっと受け取った側は、思ったよりも喜んでくれることをもう知っているから。