相談の森(12)

赤ワインさん。りかさん。空気さん。
燃え殻 2026.02.15
読者限定

愚痴 1(赤ワイン さん)

51歳になります。今働けてないです。一人で生きていく勇気が持てなくて、逃げてしまっています。分かってますが、明日からにしようと先延ばしにしてしまってます。一人でサバイブする勇気が欲しいです。

お疲れ様です。一人でサバイブする勇気。うーむ。

いま、自分はものを書く仕事をしているんですが、この仕事をしていくには、まず編集者との打ち合わせ、デザイナーやイラストレーターとの打ち合わせ、すり合わせ(自分の場合ですが)、営業さん、書店さんの考え、要望などなど、多くの方々とコミュニケーションを取ることが必要になっていきます。まだ、もの書きは関わる人数少なめな気がしています。他の仕事はもっと、たくさんの方々の中で、揉まれ揉まれて進行していく気がします。

社会はひとりで生きていくものではなく、多くの人たちとコミュニケーションを取りながら、揉まれ揉まれてやっていくものだと思います。

その面倒臭さに負けて、明日にしよう、また明日にしよう、を繰り返してしまっているのかもしれません。それがいままでできていたのに、しばらく離れている間に、面倒になってしまったのかもしれません。

リハビリも兼ねて、まずは小さいコミュニティから始めるといい気がします。カルチャーセンターでも、何らかの教室、地域の集まりなどなど。

少しずつ面倒臭さに慣れることが、社会復帰に繋がるんだと思います。自分がまだ我慢できる面倒臭さから始めることが大切だと思います。頑張ってみてくださいね。

相談 1(りか さん)

体力がありません。生きていてよかったと、思えた節があまり思い浮かべません。人と比べてもしょうがないのは頭ではわかっていますが、行動を起こすとすぐにへたります。スクワットとか、腕立て伏せとか意外に体力をつける方法はあるでしょうか。

自分も体力あるほうじゃないのですが、世の中、最後は体力勝負、みたいなところあるので、できるだけ歩くようにしています。スクワット、腕立て、腹筋など、自分も苦手で継続できないので、できることを考えた結果が、「歩く」でした。

こちらはもう年なので、「歩く」だけだと、生きているだけで腰痛になったり、貧血になったり、支障をきたしまくるので、そろそろジムも考えています。

最近、Netflixを観ながら、ストレッチ、というのも取り入れています。体力つかないかもしれないですが、自分の身体のことを考える時間を増やしている感じです。血の巡りも良くなるし。

でもやっぱり、「歩く」がいい気がします。最近は渋谷から新宿くらいだと歩いちゃいます。給水ポイントのように立ち寄るカフェも決めています。

結構、体力つくはず。試してみてください。

Illustrator 久保田寛子

Illustrator 久保田寛子

相談 2(空気 さん)

私は人と関わるのがこわくて苦しいです。

同じぐらいの年齢の人で場に溶け込めて、明るい人を見ると落ち込みます。

もう大人なのにまだそういうことで落ち込みます。燃え殻さんは人と関わるのは得意ですか?

もちろん得意じゃないです。得意じゃないですが、誰かには得意に見られているかもしれません。

結構、人って、他人のことは「いいなあ」て見て、終わりなとこあります。

でも内情、実はその人も超大変、みたいな。

同い年くらいで場に溶け込めている人、明るい人にも、実はその人なりの地獄があるんだと思います。空気さんも、誰かに、うらやましいなあ、と思われていることもあると思います。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、349文字あります。

すでに登録された方はこちら

サポートメンバー限定
最近、ビールが美味くなってきた(2月15日)
サポートメンバー限定
人はたまに、人間以外の動物を、ぼんやり眺める時間が必要だ。(2月14日...
サポートメンバー限定
スピリチュアルなことをひとつ(2月13日)
サポートメンバー限定
人は腰が痛くないから暴言が吐ける(2月12日)
サポートメンバー限定
「離婚届の証人になってほしい」底なしの出会い#13
サポートメンバー限定
『それでいいよね?』朗読(2月11日)
サポートメンバー限定
今週発売の週刊新潮は、(2月10日)
読者限定
九年間の習慣(底なしの出会い)