思いのほかヨモギを食べている(10月25日)
沖縄の最終便で、東京に22時過ぎに着いた。今回は着陸時、誰も拍手をしなかった。
出発前、空港で、泡盛の水割りを飲んでいると、「いまどこですか?」とお世話になっているデザイナーの方から、メールが届いた。「那覇空港です」と答えると、「ちいかわの沖縄グッズなんか買ってきて! この間行ったときに買うの忘れちゃって!」「難しい?」「できればお願いしたいです!」と怒涛の催促メールが届いた。ちいかわ恐るべし。
「わかりました。探してみます。なかったらすみません!」と告げ、お土産エリアを回ると、すぐにちいかわショップを発見(してしまった。

なんかちょっと自分も欲しくなった。ちいかわは、購買意欲を刺激する。
最終日、ひとりで軽く飲んだ。
国際通りからちょっと外れると、途端にアジア味が増す地区がある。そこに、店員さんは多国籍、お客さんも多国籍、つまり多国籍、という店があった。三杯だけ泡盛の水割りを飲んだ。
宮古島と石垣島、波照間島の泡盛にした。

ソーキそばを食べていると、テーブルの隅に、調味料と並んでヨモギが置かれていた。聞けば、パクチーのように少しのせると美味しいらしい。試してみたら、これがなかなか美味い。土っぽい、草っぽい味が嫌いじゃない方には、ハマる味かも。
そういえば、初日に食べた炒飯にも、独特の苦味があった。あのときも、何が入っているのか店員さんに尋ねたら、ヨモギだと教えてくれた。沖縄に来てから、思いのほかヨモギを食べている。

あっという間に、『ほかの人には言わないで』(新潮社)の発売が迫ってきた。
発売日には、大盛堂書店にて、サイン会(今日当選者の方に連絡が届いているはず!
11月1日(日)には、梅田Lateralにて、戌井昭人さんとのトークイベント。
皆さまにお会いできるのを楽しみにしております!
昼飲みをしていたら、店主がパイプのようなものを吸いながら、「昼に飲むの、いいよね?」と言った。鼻と口から、絶えず煙がモクモク出ている。
「いいですね〜」なんて答える。「いまは、みんなキッチリしてるから。一日のどこかに、ちゃんといい加減も入れてかないとなあ〜」そう言って、また鼻と口からモクモクと煙を出した。店主の右腕には、『白雪姫』の七人の小人たちが、色鮮やかなタトゥーになって、びっしりと並んでいた。

一日、雨が降ったり止んだりだった。
池尻大橋のカフェで、とある単行本の打ち合わせ。
雑談の途中、「『飛び出し坊や』の沖縄バージョンがあったんです!」と言ったが、まったく信じてもらえなかった。スマホのアルバムを探すと、奇跡的に一枚だけ写真に収めていた。自分でも憶えていなかった一枚。「ほら!」と見せて、ようやく信じてもらえた。
