意味よりも今を大切にしたほうがいい(10月17日ち)

断りづらい仕事がつづいている。
燃え殻 2026.10.17
サポートメンバー限定

雑誌『SWITCH』の11月号が届いた。

今月はGRの誕生30周年と、森山大道、世代の異なる写真家の対談特集

今月はGRの誕生30周年と、森山大道、世代の異なる写真家の対談特集

第2回『掌篇』 タイトルは「殺し屋」

第2回『掌篇』 タイトルは「殺し屋」

月刊誌を担当すると、一カ月が本当に早い。さらに週刊誌もやっているので、あっという間に一週間も過ぎ去る。結果、一年が高速で終わる。本当にそれが最近こわい。

***

断りづらい仕事がつづいている。

「いままでの人間関係を鑑みると、断れない」とか「この仕事はできれば断らないでほしい」「この取材は受けましょう。よっぽどのことがあれば言ってください」言えるか! みたいな仕事が重なっている。少しずつでも、そういう仕事を減らしていきたい。

日々を快適にしていきたい。「安定」が難しいなら、仕事にまつわるストレスくらい減らしたい。そこまで全部こっちが被るなら、いろいろバランスが崩れすぎている気がする。

昨日もポインティとLINEで、あーだこーだと仕事の話をしていた。「農家と野菜、それくらい立場が違いますから。あっちは農家で、俺らは野菜ですよ。作った野菜がイマイチだったら、農家は別の野菜を作りはじめるだけですから……」とポインティが、この世の終わりの真実、みたいなことを言った。

***

最近は、わさびを食べたいがために刺身を食べているんじゃないか、と思うことがある。ネギとみょうがを食べたいがために、冷奴を注文するときがある。

***

ハロウィンの仮装をした子供たちが、自由が丘の駅近くにたむろしていた。三歳くらいのティンカーベルとスパイダーマンが、手を繋いで歩いていた。

***

治療した歯が、まだちょっと痛い。不安だ。そしてまた六万円取られるのがキツい。

***

「それ、いまやる意味ありますか?」担当にそう言われて、うーん、と唸ってしまった。でも、毎回、すべてのことに意味を見出すまで「考えて、考えて」をくり返していたら、結果、取り逃がしてしまう気がした。「意味なんて、あとからどうにかするから、まず手をつけてみよう」が大切なときがある。

「もっといい波が来るかもしれない、なんて言いながら、待ちの状態のままタイムアップ」は、たしかに無傷でフィニッシュなのかもしれないが、それでよかったのか、と激しく後悔する気がする。「意味」よりも「今」を大切にしたほうがいい。

***

……みたいなことをこれから、とある場所で、とある人たちに言わないといけない。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、133文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

サポートメンバー限定
『さよならリバー』(10月16日)
サポートメンバー限定
ここは六本木ヒルズ33階(10月15日)
誰でも
『ほかの人には言わないで』出版記念(10月14日)
サポートメンバー限定
東京発の銀河鉄道(10月13日)
サポートメンバー限定
自分で選んだ道を、答えにしていくしかない(10月12日)
サポートメンバー限定
ここからひとりで旅していい?(10月11日)
誰でも
どれもこれもうまくいかない日もある(10月10日)
サポートメンバー限定
白檀の線香を一本立て、火をつける(10月9日)