どれもこれもうまくいかない日もある(10月10日)
久しぶりに、地元の幼なじみMと、渋谷の『bar bossa』で会った。
彼は印刷会社の営業だが、いまはクライアントの会社に出向している。そこで、ほかの社員となかなかコミュニケーションが取れず、悩んでいるらしい。
一日のスケジュールを聞くと、これが相当忙しい。いまの自分に、その生活ができるだろうか、と考えてしまった。
朝はだいたい七時に起き、八時くらいの満員電車に乗る。
九時頃からオフィスで働く。
席は決まっていないらしい。いわゆるフリーアドレスで、朝、出社してから自由に席を選ぶスタイルだ。席に座ったら、ノートパソコンを開く。仕事は毎日どっさりある。誰かと協力して進める仕事ではないので、ひたすら一人で、黙々とこなすのだという。
ランチの時間、ほかの社員は誰かと食事に行ったり、お弁当を食べたりするらしい。でもMは、まだ誰とも親しくないこともあり、お菓子(主にグミ)を食べるくらいだと言っていた。
そのまま二十一時くらいまで働き、電車に乗って帰宅する。
フライパンなどに残されたおかずを自分で温め、ひとりで夕飯を食べる。家族は寝ていて、飼っている犬も寝ているので、部屋の電気は最小限にしているらしい。
それが、ほぼ毎日。なかなか厳しい。「なにか息抜きとかは?」と訊いたが、「そういうことは、あまり考えない」と返された。
彼は土日も、副業としてアルバイトをしている。その収入は、お子さんの習い事の月謝に充てている。
白ワインと赤ワインを行ったり来たりしながら飲み、二人ともすっかり酔っ払った。途中、こちらが言ったなにかが気に食わなかったのか、「お前は変わった!」と言われてしまった。こっちはこっちでいろいろあるよ、と言ってしまったけれど、イラッとさせる部分があったのだとしたら、申し訳ない。
Mに、「俺たちの年代は、もうどう終わるかを考え始めるんだよ。そういうもんなんだよ。わかんないだろ?」と訊かれた。「わかるけど」と返した。ほかにも、なにか伝えた気がするが、ちゃんとは覚えていない。そのあと、仕事場に戻って、原稿を少し書いてから寝た。
朝起きたら、某週刊誌の編集者から連絡があった。いまはちょっと、と返信した。なかなかうまくいかない。そのあと、二度寝をした。
世話になった、映像制作会社のディレクターの方が、会社とトラブって辞めるかもしれない、という話をされたのが、半年前。生活もあるだろうから、なにか一緒にやってみようか、と原作っぽいものを書いて、彼に渡していた。
それが今日LINEで、「やっぱり元の会社に戻ることになったので、一緒にはできない」という連絡が届いた。「そうなんだ。がんばって」とは伝えたが、うーんと一回唸ってしまった。
唸って、一回深呼吸をして、それで終わりにした。どれもこれもうまくいかない日もある。
腰と左のお尻あたりがまた、ズンと重く痛い。うーん……。

いまから三軒茶屋へ。がんばります。
たぶん二、三年前に打ち上げかなにかで行った、中野のキャバクラの女の子から、営業LINEが届いた。この二、三年、一度もLINEなどなかったのに、突然届いた。なぜだ!
「お元気ですか?🥰ハロウィンコス🎃一緒にお祝いしたい🥂💕デイジーのコスプレだよ💖」
のんきだ。あまりにのんきで笑ってしまった。生きていると、キャバクラの営業LINEに救われる日もある。
久々にティーザーの予告編を観た。いろいろあった。がんばりたい。
すでに登録済みの方は こちら