陰謀論みたいな日々(9月5日)

『リトルマーメイド』は、鷺沼っ子で満員御礼。
燃え殻 2026.09.05
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週刊連載のエッセイを二本書いて、来年発売の単行本の改稿作業をしていたら、夕方になってしまった。そこから、年末発売予定の単行本にも手を入れ、夜に最近よく行く定食屋(のような居酒屋)へ、夕飯を食べに行った。

カツオのたたき、グリーンサラダ、豆腐の味噌汁とひじきとおかかご飯。

完全食だ。

そこに、すだちサワーを二杯と緑茶ハイ。

完全食ならず。

***

新潮文庫『江戸川乱歩傑作選』を、定食屋で食後に読んでいたら、バイトの子に表紙を覗かれ、「その中の『芋虫』って作品、ヤバいっすよ」と教えてもらった。

***

今朝。このままではまた、改稿作業をしていたら夕方になって、年末発売予定の単行本にも手を入れているうちに夜になるに決まっている、と悟る。

そこで当てずっぽうで電車を乗り継ぎ、たどり着いた場所で改稿作業をすることにした。テキトーに乗ったり降りたりして、気づいたら鷺沼にいた。

人生で初めて鷺沼駅で降りて、外に出ると、まずは坂だらけ。そして駅前の『リトルマーメイド』は、鷺沼っ子で満員御礼。仕方がないので、ふらふらと坂を上ったり下ったりしたのち、なんの変哲もないカフェにたどり着いた。

そこの売りは、ワッフルらしい。ワッフルセットを注文。飲み物はアイスカフェオレにした。

ワッフルセットは、ミニサラダと飲み物付きで700円。

ワッフルセットは、ミニサラダと飲み物付きで700円。

そういえば、ワッフル、人生でほぼ食べたことなかったかも……と食べながら気づく。

隣りの席で珈琲を飲んでいた若い男女が、ずっと陰謀論を熱く語っていた。女の子のほうが、「えっ、じゃあ全部決まってるってこと?」と言う。男は声をひそめて「まあ、そうだね」と、したり顔で言った。

鷺沼で生粋の陰謀論が聞けてうれしかった。

そのまま二、三時間、改稿作業。

***

とある原作の映像化の話が、編集者を通じて来た。

「主演は◯◯さん、監督は◯◯さんを予定しているらしいです。どうでしょうか?」

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