猫は偉大だ(9月4日)
もし首都直下型地震が来るとしたら、絶対にここではイヤだ、第一位がデザイナーSさんの自宅兼事務所だった。不動の一位だった。
とにかくモノが多かったのだ。部屋中、いや玄関から廊下、風呂トイレまで、どこもかしこもモノだらけだった。トイレまでモノに占領され、アパホテルのユニットバスよりも狭く感じるほどだった。
そのSさんの自宅兼事務所が、久々に行ってみると、ミニマリストの家のように一変していた。聞けば、春から保護猫を飼いはじめ、誤飲などをしないように、床にモノを置くことを極力避けているらしい。
「モノが多いんじゃない! 適材適所に必要なモノが置かれているだけだ!」かつて、そんなことで恋人と喧嘩までした人とは思えない変わりようだった。
猫は偉大だ。

名刺のために、大橋さんに描き下ろしてもらったイラスト。
新潮社の単行本の発売日が、十月二十八日になった(前後するかも……)。それに備えて、イベントなどもする予定で、諸々準備中。
そのイベントなどで配るために、「レターで毎日、日記書いてます」という感じの名刺を作りたい、と大橋さんに伝えたら、イラストを描いてくれた(もちろんギャラはお支払いした)。
「自分の似顔絵の横に、犬がいると嬉しいです!」と伝えたら、「了解です!」と快く犬を描いてくれた。ただ、以前、大橋さんに猫を描いてもらったことがあり、そのとき描いてもらった猫と、今回の犬がそっくりだったので、「これは猫……では?」と野暮なことを訊きそうになったが、犬だろう。犬だ。犬で間違いない。