梅雨の夕暮れは『パイレーツロック』を(6月20日)

「ああ、それ鳩ジジイだ……」
燃え殻 2026.06.20
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雨の日はよく眠れる。

それにしてもよく降る。一度起きて、また寝入ってしまった。


昨夜は、遅くまで野毛にいた。

ふらふら歩いて、つまみとビール。またふらふら歩いて、赤ワインとチーズ。

知り合いのカメラマンで、野毛を気に入り、桜木町にマンションを借りて、夜な夜な飲んでいるという人を知っている。最終的には、自分もそれができたら一番いい気がしてきた。

***

野毛のラブホテル街近くに、少し大きな公園がある。夕暮れ、ベンチに座って、鳩に餌をやっているおじいさんがいた。おじいさんの肩にも鳩が乗っている。おじいさんは動じない。食パンの切れ端のようなものを、淡々と撒いていた。

近くのベンチに座って、しばらく眺めていた。おじいさんと目が合う。すると、おじいさんはこちらに向けて餌を撒いた。それを合図に、鳩たちがバタバタと羽ばたきながらこちらに向かってきて、こちらは堪らず立ち上がった。

すぐにカメラマンに、おじいさんのことをLINEで聞いてみた。

「ああ、それ鳩ジジイだ……」と。

「鳩ジジイは、あの公園の鳩を太らせてんだよ」という、なんとも陰謀論じみた追伸が届いた。

***

たまたま入ったバーが当たりだった。ジンリッキーを飲んだら、かなりライムを効かせてくれた。

台湾のママと息子、ふたりでやっている飲み屋で、焼酎ソーダ割りと海老シュウマイ。

追加で、焼きビーフンを頼んだ。最近、ビーフンブーム到来。


この頃、考察動画を観てやっと理解が出来ました、という映画を観ることが多い。

考察動画を観ていると、「そのメタファーのことも理解できない観客が多いんですよ、困ったもんだ!」とか「映画を観慣れてない人には、難しい一本かもしれませんが……」などなど、なんかこちらがバカにされている気分になる内容のものも多い。

疲れ切った先で観た映画が難解だった、もたまにはいいが、つづくと芯からくたびれてしまう。

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