手紙は開ける時点でもうワクワクする(3月5日)

第250回『それでも日々はつづくから』
燃え殻 2026.03.05
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出版社宛、ラジオ局宛に届いていた、お手紙などを転送してもらった。

人生で何度か文通をしていたこともあり、手紙を開けるのが好きだ。「読む」前の「開ける」からワクワクするのが手紙の良いところのひとつだ。

封書なのか、はがきなのかもある。封書なら、どんな柄を選んでくれたのか、絵はがきならどんな写真、イラストなのかを見るのも楽しい。ときどきお返事も書かせてもらう。そのときも、どの絵はがきにするか、雑貨屋まで選んでいる時間が好きだ。

この間は、渋谷の『仲屋むげん堂』でインドのお香の匂いぷんぷんの絵はがきを買って、返事を書いた。

***

年に一度か二度、お手紙を送ってくれる、九十七歳の男性もいる。はがきにびっしりと、最近の週刊新潮のエッセイの感想を書いてくれる。

その週刊新潮の『それでも日々はつづくから』が今日発売号で、第250回を無事迎えられた。いま、結構いろいろ立て込んでいるので、二ヶ月先まで原稿はもう送ってある。ただ、二ヶ月先まで、エッセイを書かないと、書き方を忘れてしまいそうなので、来週一本書く予定。

「10周年おめでとうございます!」と達筆な字で書かれたお手紙を送ってきてくれた方が、自分がいままで発表した単行本、文庫本の装幀のカラーコピー(ミニ)を、一つひとつ切った状態で封筒に入れてくれていた。

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