相談の森14
相談 1(ロックインロックさん)
元カレに会おうと言われてます。恥ずかしい話ですが、十年以上前の元カレです。私は四十歳になります。会わないほうがいいですよね?
私には家族がいます。子供はいません。元カレと何かしたいとかではないです。話してみたいと思っただけです。どう思いますか?
なるほど。この間、俵万智さんが『BEFORE DAWN』のゲストに来てくれました。そのとき、俵さんの著書『生きる言葉』の話にもなりました。中で、俵さんが、五十代最後のときに、三十年ぶりに元彼と再会して、詠んだ歌がでてきます。それを、ロックインロックさんに捧げます。
「どうだった? 私のいない人生は」聞けず飲み干すミントなんちゃら 俵万智
怖いもの見たさで会ってみるのはどうでしょうか。会おうと思ってますよね?
この十年とちょっとの自分の人生の幸せを噛みしめられるかもしれませんし、へーそうなんだ、と感慨に耽るかもしれません。ここだけの話、人生にそんな夜があってもいい気がします。そのとき、ふと俵さんの歌、思い浮かべてみてください。

illustration 久保田寛子
相談 2(シマエナガ さん)
主婦歴長いです。 私には友達と呼べる人がいません。これが私の悩みです。
本を読む事が好きで、その世界に没頭し満足をしていました。本の中に生き方の何か指標のようなものを見つけてきました。 夫とは趣味などの好みが合うので、旅行、映画、コンサート、美術館など一緒に楽しんでます。唯一の親友と呼べる人です。
ですが、時を忘れて感動を話し合える友達を欲してる自分もいます。 人生最後の時に“会いたい友達は?”と聞かれたら “あれっ、誰もいないぞ”って。
燃え殻さんの本やLetterは、お友達と親しくお話をしている感覚になり、至福のひと時です。 すみません、取るに足らない相談ですが思い切って投稿します。