「死ね、は祈り……」(10月1日)
十月になってしまった。早い。マズい。
昨夜は、新宿にあるミートボール専門店『ワールド・ミートボール・クラシック』(なんちゅう店名だ!)で、作家で出版社も経営されている田中さん、作家の浅生鴨さん、ほぼ日の永田さん、『嫌われる勇気』の著者、古賀さんと会食。
この皆さんと初めて会ったのは、ちょうど十年前、渋谷のLoftでのトークイベントだった。糸井重里さんのアイデアで招集された、いまでも謎だらけのトークイベント。あれから十年。早い。マズい。

色々な国の味のミートボールを食べられる店。ワールド・ミートボール・クラシック(なんちゅう名前だ!
そのトークイベントの頃、日々、「お前の関節を全部折ってやる!」というメッセージが送られてきていた。関節を全部……手間がすごい。
そのうちメッセージの内容が「死ね!」になったので、渋谷警察に相談しに行った。トークイベントには糸井さんも参加する予定だった。なにかあったら大変だと、ほぼ日の方にも同席してもらい、警察で事情を話した。
すると、担当の警察官が残念そうに言った。「『死ね!』だと弱いんだよなあ。『死ね!』は祈りだからさ〜。『殺す!』だと、こちらとしても動けるんだけどね」と。
「死ね、は祈り……」と思わず口に出してしまった。「祈りだね」ダメ押しで、警察官は頷きながら言った。そこでキレるべきだったかもしれない。
結局、「お前の関節を全部折ってやる!」男は、トークイベントに現れなかった。
ただ、登壇中ずっと、こちらは周りを見渡し、ビビり倒しながら、ほのぼのとした話をしていた気がする(サイコパスみ。
今朝、茗荷谷の歯医者の予約があったのに、「風邪を引きました」と嘘をついて、行かなかった。電車で赤坂見附まで行ったのに、引き返してしまった。
光を当てるだけで虫歯が治る治療とか、早くできないだろうか(バカの発想。
来週は行きたい。行ったら、またセラミックで六万円取られる。虫歯が憎い。
歯医者はキャンセルしたが、腹は減る。
ランチは、神保町の『スマトラカレー 共栄堂』へ。スマトラカレーって、どんなカレー? と言われると困る。前に、日記で同じ話をしたような気もするが、初めて書くように原稿を進めると、「いや、美味しいけど、なんか炭っぽいんですよ」などと言いたくなる。好き嫌いがかなり分かれそうな味だ。そして自分は大好きなのだ。
らっきょうがテーブルに置かれていて食べ放題、というのもいい。ここにきて、らっきょうやミョウガあたりが好物になってきた。口からして、おじさん全開なのだが、それもまた仕方なし。

スマトラカレー 共栄堂へつづく螺旋階段。今日は暑い日だった。
週刊新潮 第276回『それでも日々はつづくから』。今日発売。サラッと立ち読みしてもらえるとうれしい。今週、自分ではかなり気に入っている回。さらに大橋裕之さんのイラストが、最高すぎる。Tシャツにしたい。

なんちゅう構図の挿し絵だ。最高か!
すでに登録済みの方は こちら
