夜に足がつる(11月3日)
ここ四日(つまり大阪のホテルでも)、夜、寝ていると、右ふくらはぎあたりがつって、強制的に目が醒める。「うあああ……」と虚しく雄叫びを上げる。しばらくして治ると、風呂に入って、湯船の中で、右ふくらはぎを揉む。そしてもう一度寝る。
この地獄のルーティーンを四日間繰り返していたが、昨夜はひと味違った。
右ふくらはぎがつって、「うあああ……」と虚しく雄叫びを上げたら、今度は左ふくらはぎまでつった。ダブルだ。
もうクライシス過ぎて声も出ない。「ぐううううう……」と唇を噛みちぎらんばかりに噛み締め、痛みに耐えた。「ダブルつり」の地獄が去ったあと、風呂に入って、両ふくらはぎを揉んだ。うかうか寝てられない。難しい年齢になった。

イベントが始まる直前の梅田ラテラル。

渋谷マークシティに、「渋谷」をテーマにした子供たちの絵が展示されていた。
一日中、誰とも会わず、打ち合わせもせず、原稿の直しに次ぐ直しで一日が終わった。
一行ずつ音読しながら、手を入れていく。このAI全盛の時代に、なんとも手間のかかるやり方だが、こうとしかできない体質なので、もう仕方がない。映画『トニー滝谷』と、アニメ映画『銀河鉄道の夜』のサントラを、ずっと交互に聴きながら作業していた。
一度外に出て、渋谷から表参道まで電車で移動。カフェで一時間ちょっと作業をした。
渋谷駅の改札前で、どう見ても海外からの観光客の家族が困っている様子だった。自分は英語がしゃべれないので、どう声をかけたらいいのかもわからない。「大丈夫かな」と横目で見ていると、いかにもおとなしい感じの、少しふくよかな女性が、すっ……と彼らに近づき、英語で話しかけた。そのまま、実に自然に道案内をしていた。