cakes版 ボクたちはみんな〜(8月8日)
池尻大橋に新しくできたタンメン屋(ラーメン屋ではなく、タンメン屋)、店員がハキハキしていて、店が清潔で、気持ちがいいのに、味だけがイマイチだった。
本当はラーメン屋「鶏舎」に行きたかった。夏限定の冷やし中華を食べたかった。だが、炎天下に信じられないくらいの列ができていて、いくらなんでも……と思い、タンメン屋に切り替えた。それが失敗だった。無念。
隣りで、動画を回しながら食べている女性がいた。ユーチューバーかなにかだったのだろうか……。
「おいしい〜!」「うまっ!」「野菜シャキシャキ!」など、食レポをしながら食べている女性を見ていると、楽な人生はないなあ、と改めて思った。ユーチューバーじゃなく、あれがひとり言だったとしても、感想は一緒だ。
古本屋で昔の女性誌をたまたま見ていたら、中島らもさんのエッセイが載っていた。へー、こんな雑誌に連載してたんだ、と思った。
単行本に収録しているものと、多少内容が違う気がして、その雑誌を購入した(百円)。
自分もよくやるが、雑誌のときと単行本にするときでは、原稿をちょこちょこ変える。結構変える。
いまでもときどき、「cakes版の『ボクたちはみんな大人になれなかった』が好きだった」と言われることがある。
あの小説は、連載時と単行本で、内容を激しく変えた。どうして変えたのか、どこを変えたのかは、いつかどこかで話せれば、と思っている(無理かも。
cakes版を冊子にして、取材のときに持ってきてくれた新聞記者さんがいた。「こっちがどうしても好きで、勝手に冊子作っちゃいました!」というギリギリ不正なことをしている、愛ある人だった。いまでも大切に保管している。