宛のない旅(7月13日)
雑誌『Coyote』No.89 に短いエッセイを寄稿。
長野県上田の『上田映劇』の話(またか。


十月から始まる月刊誌の連載、その第一回の原稿をようやく書き終え、編集者にメールで送信した。編集者といっても、今回原稿を見てくださるのは、以前から尊敬している小説家の方。
連載予定の月刊誌は、昔から憧れていた雑誌だった。いまでも本棚には、バックナンバーが何冊も並んでいる。連載で書くのは、祖母とのこと。エッセイと小説のあいだを行き来するような作品になりそう。どちらかといえば、小説に近い作品になる予定。
蒸し暑い。少し離れた場所に、風のよく通る公園がある。
休憩がてらそこまで歩き、日陰のベンチに腰掛けてピノを食べていると、小学生が四、五人で缶蹴りをしていた。缶蹴り。絶滅危惧種だ。
汗びっしょりになって走り回ったり、笑ったり、ぶーたれたりしていた。その光景が、なんだかとてもうらやましかった。「混ぜて!」と言いたかった。
おじさんの「混ぜて!」は、不快率100パーセントだ。ぐっとこらえた。社会の平和は、こういう小さな我慢でできているのだ。
イソップのボディスプレー買うか。香水は程よくつけるのが難しいので、ボディスプレーだ。それだ。ていうか、ボディスプレーってなんだ。今度店に行って聞いてみよう。そうしよう。
株式会社アダルの雑誌『はたらく家具』を二冊送っていただいたので、父と妹に渡した。母のことを書いたエッセイだったこともあって、とても喜んでくれた。