AIを「AV」と言い間違える(7月28日)
J-WAVE「BEFORE DAWN」収録。
エレベーターでディレクターSさんと一緒になった。
「こっちから入りましょう! スタジオがこっちからのほうが近いんで!」そう案内された入口が、五年通っていて初めて使う入口だった。
「こんなところに入口があるんですね」と言うと、「えっ! 五年も通ってて知らなかったんですか!」と、心底驚かれた。
我ながら、道順ひとつ冒険をしない。
先日、図書館へ向かう途中、いつもとは違う道を一本曲がってみた。すると、良さげな洋食屋があった。店内はきれいで、いかにも新しい店に見える。
会計のとき、「いつからやってるんですか?」と聞くと、「七年前からです」と言われた。
七年間。道一本入るだけで出会えていたはずなのに、そのときまで、その店の存在を知らなかった。せめて道順くらいは、もう少し冒険してみようと思う。
来週分の収録は、週刊新潮に書いた、AIについての朗読。
「 A I 」と発しなければいけないところを、「 A V 」とハッキリ言ってしまった。死にたい。
この間、酔って、新宿ゴールデン街にあるラーメン『凪』で食べた……かもしれない。まったく憶えていないが、カメラロールに『凪』の入口の写真が残っていた。恐るべし「酔い」。
ニラが、シャツかパンツに付いているときは、「嗚呼、『神座』食っちゃったか」となる。

疑惑の『凪』写真
週刊女性 8回「どんな人生にも名ゼリフはある」 サクッと読めるかと。

中目黒の駅近くに、ラジオの収録が終わると、二回に一回くらいは行く、パスタ屋がある。
今日も帰りに食べてきた。店員の女性は、髪を鮮やかな緑色に染めている。
席に着くと、必ず「いつもの?」と訊かれる。憶えてくれていることが嬉しい。
「はい」と答える。すると、「海の幸のトマトスープパスタ」が運ばれてくる。
もう四年くらいは通っている。
今日は口が、ボンゴレビアンコの気分だった。
いつも通り「いつもの?」と訊かれ、「いや、ボンゴレビアンコで……」と抗ってみた。
