相談の森15
相談 1(てぃーさん)
私には今悩みがあります。それは会社のお昼休憩のことです。
私はお昼休憩はひとりでゆっくり過ごしたい派です。本を読んだり寝たりしたいです。
ですが、女性社員が一緒にお昼を食べたがります。毎日隣に来て一緒に話しながら食べてます。ほとんど自分の時間がない状況です。正直毎日はしんどいので、週に1.2回程度にしてほしいのですが、言えないです。
会社が狭いため、別の場所で食べるとかはできないです。
はっきり言うべきでしょうか?
傷つけてしまいそうでなかなか言えないです。どうしたら良いでしょうか?
おつかれさまです。自分にも、ほぼ同じことがありました。てぃーさんの質問を読んで、思い出しました。僕の場合は上司でした。
本当に個人的な例で恐縮ですが、僕はそのとき、「昼にどうしても聴きたいラジオがあるので、今日すみません!」と言って、イヤフォンをして、テキトーなラジオを聴きつつ、仕事場の隅で食事をしていました。それを週に二度くらいはやってました。週に三度は、「これも仕事だ、営業だ」と思って、上司と一緒にランチに出かけていました。
それを一回試してみるのはどうでしょうか? 「ちょっと最近、推しができてさぁ」くらいの下地を入れてからの、「昼に生で聴きたくてさぁ」と。
なんとなくそれでいける気がします。少なくとも、自分はそれで乗り切りました。
健闘を祈っております。

Illustrator 久保田寛子
相談 2(ハチコさん)
燃え殻さん、私は今日も遅刻をしてしまいました。
私は精神的に嫌なことがあると、会社に行きたくなってしまいます。
で、遅刻の繰り返しです。
10年以上勤めていて、会社の人も悪い人ではないと思いますが、自分の弱さで逃げたくなり、また「遅刻してしまった」の繰り返しです。
強くなるにはどうしたら良いのでしょうか?メンタル豆腐なので、優しめにお願いします。
また遅刻をしてしまった……、で許されているということは、本当に会社の人はいい人たちなんだと思います。
自分がテレビの美術制作をやっていた頃でしたら、「また遅刻をしてしまった」では許されなかった気がします。
まずは、自分が恵まれている、ということに大感謝しましょう。
そして、大感謝をしつつ、そんな優しい会社の方々が「もう勘弁ならん!」とブチ切れる姿を想像してみてください。メンタル豆腐だとしたら、嫌なことを想像するのが得意なはずです。
鬱々として思わず遅刻をしてしまい、トホホと思いながら、出社したら、あの優しい上司が大激怒、という図をできるだけ鮮明に想像してください。豆腐がプルプル揺れるほどに想像してください。
その光景は最悪ですよね。いままでにない落ち込み方をするはずです。どんなに嫌なことがあっても、そっちのほうが面倒なはずです。
僕は、会社には規定の時間の三十分以上前に着いてました。理由は簡単で、仕事の準備をするのに、人より倍くらい時間がかかっていたからです。「遅いっ!」と上司からドヤされるくらいなら、早く行くほうがメンタルに良かったからです。
自分はメンタル豆腐以下、液状化しているので、上司、クライアントから「怒られる」を避けるためだったら、なんでもします、という姿勢でやっていました。
せっかくのメンタル豆腐ですから、その弱さをフル稼働させ、「そんな事態になるくらいなら」と思って、行動してみてください。
弱いのに、態度は結果舐めている、が社会で一番ぶっ飛ばされる可能性が高いです。
いまのうちに、どーにか改善してみてください。
相談3(さえさん)
はじめまして、私は愛知に住む19歳の大学生です。
燃え殻さんの本は高校生の時から読んでいて、いつも救われています。
私はこの度東京の大学の編入試験に合格し、春から東京で一人暮らしをします。ずっと恋焦がれていた東京。ですがいざ一人暮らしをするとなると、正直不安でたまりません。
ずっと田舎で箱入り娘として育ってきた私が、果たして東京でやっていけるのか。でも、受かったからには乗り越えなければいけないと思います。
そこで、ずっと東京で暮らしている燃え殻さんに、「東京で生きていくコツ」みたいなものがあれば、教えていただきたいです。
まずは合格おめでとうございます。
東京は、実は蓋を開けたら、さえさんと同じような地方から出てきた人たちがいっぱいいます。結構みんな、東京に慣れたフリしてるだけじゃね? と思っていて大丈夫です。
無理に「東京」を意識して合わせることなどなく、自分の生活、リズムを崩さないことがまずは大切な気がします。浮かれない、を心がけるだけでいい気がします。
その上で、少しずつ「東京」の湯加減に慣れていくのが吉です。
僕は、正直いまでも余裕で東京のあらゆる道に迷いますし、夜の新宿などを歩いていると、「こわい……」と思わず口から漏れそうにもなります。慣れません。
慣れなくても生きてはいけるので、安心してください。
そして、少しずつ、自分にとっての安全地帯を増やしていってください。まるで地元にいるかのように落ち着くカフェとか図書館とかとか。
でも、まずは部屋を出来るだけ愛知にいた自分の部屋みたいに仕上げるのがいいと思います。いままで使ってきた家具、雑貨、小物、を同じように、気分が落ち着くように配置してみてください。匂いも大切です。食べ物も好きだったものは、たっぷり用意しておきましょう。
帰ってきたら、とりあえず心底安心できる、という部屋に仕上げましょう。
良い東京生活を送れることを祈っております。
質問や愚痴は下記までぜひ。
すでに登録済みの方は こちら
