物忘れが酷い。尋常じゃない(6月4日)
今週の週刊新潮 『それでも日々はつづくから』好きな回。立ち読みしてみて!
燃え殻
2026.06.04
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原稿直しの一日。今日は徹底して地味な一日だった。
まず、人と会っていない。日本語も、定食屋で「銀鮭イクラおろし、ください」と言っただけだ。麺ばかり食べていたので、米を食べようと三茶に行った。
「『食堂かど。』の銀鮭イクラおろし、最高なんでぜひ!」という言葉が、頭の片隅に残っていて、ランチに行ってみることにした。恐ろしいことに、誰に勧められたかは憶えていない。
最近特に物忘れが酷い。結構前から酷かったが、最近は仕事にも支障をきたすほど、物忘れが酷くなってきた気がする。
「あの、この間の本のタイトルなんでしたっけ? 最初が『エ』か『ラ』で始まるやつ」とか、「ミュージシャンで、結構静かめな曲が多い人いるじゃないですか。男の……」みたいなことが多くなった。会話がほとんどクイズになった。
「あの音出すやつ、なんて言うんでしたっけ?」と自分が訊いて、
「スピーカー?」(よくわかったな
なんて会話が打ち合わせ中、よく交わされる。もうダメなのかもしれない。
昨日のランチも、一昨日の夕食も、即答できない。