今日はハレー彗星が見えるはずだから(4月21日)
朝、三軒茶屋『コロラド』で原稿作業。
『コロラド』に行くたび見かける、おじいさんがいる。辞書を二冊積んで、いつも英語の勉強をしている。趣味だろうか、仕事だろうか。カッコいい。
昼からラジオ収録のため、六本木に移動。夏日。冬の黒いジャケットを着てきてしまった。汗ばんだ。
再来週放送の、お便り回の収録。「ラジオ番組にメッセージを初めて送ります」という出だしの方がふたりもいた。嬉しかった。「周りに言えないことを、深夜ラジオにコソッと送ってみました……」そんな感じのお便り回になった。
自分も、友達にも言ったことのない好きだった人のことを、ビッシリとハガキに書いて送ったことがある。送った先は、TBSラジオ『辻仁成のパックインミュージック21』。青い、ダサい。わかってる。あの頃の青くてダサくてカッコよかった辻仁成の深夜ラジオが大好きだった。
「ラジオを聴いているみんな。窓を開けてみて、今日はハレー彗星が見えるはずだから!」
辻仁成がそう高ぶったように言っていたのを憶えている。青い、ダサい、カッコいい。
「きっと君の好きな人も、今夜、同じ夜空を見上げているよ。今日の一曲目のナンバーは……」辻仁成はつづけてそう熱っぽく言った。青い、(以下省略
ランチの時間を逃しまくって、『くら寿司』で、ヤリイカ生姜付きを四皿、イワシ生姜付きを一皿。生姜尽くし。お茶の粉末がかかって、黒ジャケットが台無し。ううっ。
渋谷のいつ行っても空いているカフェで、映像クリエイターの長部さんと打ち合わせ。長部さんは抗がん剤治療中。ただ、今日はかなり顔色が良かった。聞けば、一種類、抗がん剤が減ったとのこと。ホッとした。
打ち合わせ自体はかなり有意義。良い作品を作りたい。それも急ぎたい。

大手町を右往左往
そのあと大手町へ。Googleマップを見ながら、打ち合わせ場所を探していたのに、盛大に迷い、遅刻してしまった。平謝り。
昔、テレビ業界にいた頃、大手町に原付バイクで、配達に来たことを思い出した。あのときは紙の地図を見ながら、当たり前に迷いに迷って、配達時間に間に合わなかった。結果、怒鳴りに怒鳴られた憶えがある。帰り、原付バイクを橋のたもとに停めて、しばらく泣いた記憶がある。